カニの味は?

寒くなったらヤッパリカニ!

種類でカニの味は変る?

食べられているカニには何種類かありますので、簡単にそれぞれの特徴などを記載しておきます。

タラバガニ

食感がプリプリとした弾力のある肉質で、一本一本の繊維太く、カニを食べたと言う満足感を得られやすいのが特徴。カニの姿をしていますが、厳密にはヤドカリ類に属しているカニです。茹でてそのまま食べたり、焼きカニ、バター焼きなどもうまいカニです。カニ鍋やかにしゃぶでも美味しいのですが、肉に詰まっている旨み成分が流れ出てしまうので、茹でる時間に失敗すると、身質が固くなるだけではなく、味が落ちてしまいます。

ズワイガニ(松葉ガニ、越前ガニ)

カニを食べると言えば、一般的にはズワイガニというイメージかも知れません。カニの味が強く味わえるので、カニを味わいたいならズワイガニが良いかもしれません。

タラバガニと比較すると体も小さく、脚なども細いので、焼きカニにするよりは、かにしゃぶやカニ鍋で頂いた方が美味しく食べられると思います。当然ボイルしてあるものを、何もせずにそのまま頂くのも、すごく美味しいですよ。

獲れる地方によって、松葉カニ、越前カニなどといわれていますが、どれもズワイガニです。松葉カニは山陰、越前カニは福井や越前で漁獲されるカニで、他のズワイガニと一線が引かれ、ブランドカニとして高額で取引されています。その他のズワイガニは北海道やアラスカなどの海外で獲れたものが多いようです。

もう少し話を続けると、食されているズワイガニには、上記で説明したズワイガニ以外にも、紅ズワイや大ズワイがあり、大ズワイガニはその名の通り大きく、繊維が太くタラバガニに似たような食感も持っていて、味も濃厚で強いので、最高品質のズワイガニとされていますが、希少性が高いので、ブランドカニほどではありませんが、若干高価です。

紅ズワイガニは安価なカニといえますが、全体的にひとまわり小さく、細い脚をしています。鮮度の問題もあると思うのですが、あまり美味しい紅ズワイガニを食べたことがないので、勝手まで食べようとは思いません。

毛ガニ

甘味の強さと細かい繊維の身、そしてなんと言ってもカニ味噌派の人には、たまらないの毛ガニですよね。他のカニと比べると手足も身近う小ぶりなので、身をかき集めるのが大変ですが、強い甘味とコクのある味噌に一度心奪われると、購入するのはいつも毛ガニなんてことになりかねません。通常は姿売りにされているので、浜茹でされたものを買って、届いたものをそのまま頂くのが一般的です。

花咲ガニ

カニ好きな人が選ぶカニなどと言われているカニで、他のカニよりもトップシーズンが少し早く、漁獲量も少ないためか、あまり知られていないカニです。ヤドカリに分類されているので、身質はタラバガニに似ています。花咲ガニだけを食べるツアーまであるらしいのですが、タラバ、ズワイ、毛ガニの方が美味しい気もします。鉄砲鍋などで楽しむと、良いダシが出て美味しいです。

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